住宅の歴史

日本は基本的に住宅に対する補助が大きい国である。
これは、日本が他の地域に比べ土地が狭く、住宅を確保するための手段を得るのが困難だからである。
同じ値段でアメリカでは豪邸が建てられるほど、日本の建築は高いのである。
しかし、人間にとって住宅は必ず必要なものである。
このため、日本では住宅を建設するために、ローンを低金利で組んだり、特定の優良住宅には補助金を出したり手厚い製作が施されているのである。
日本でモダン住宅などの住宅が建設されるようになったのは、高度経済成長以降である。
この時期には、工業が発達したため、多くの工業団地が建てられた。
このため、伝統的な日本家屋よりは、モダン住宅のはしりともいえる、和洋折衷の団地が建てられるようになったのである。

日本は開放的な作りの大きな雨戸と引き戸、可変的な大きな畳間が伝統的な建築であった。
多くの人が狭い場所で住むことができるようにするには、モダン住宅のような多層的な住宅の作りが必要となる。
二階建てで、一階がブロックとして計算しやすいため、おしゃれでありながら安い費用で建設しやすいのである。
和洋折衷で、建築物を作ることができるようになった結果、一戸建ての集合住宅も造成されるようになった。
モダン住宅はこうした画一的な作りが多くなった住宅が建設される中で生まれた。
四角いシンプルな工法で家を建築するということに芸術性が見いだされるようになったのである。
このため、モダン住宅は立てやすく、お洒落というイメージが浸透している。